人間ほとんどの人は”幸せ”を夢見ています。
何処かの国の大統領も
貧困に苦しむ人々も
法を犯しているような人も
自分や自分に近しい人の
幸せを願っていると思います。
その幸せの定義は人によって
大きく異なりますが自分や近しい人の
幸せを夢見るのはみんな”同じ”なんです。
そして、その夢の実現のために
日々活動していると思います。
誰もが
「今以上に幸せになるにはどうすれば良いのか？」
を模索しながら、生活しています。
分かりやすい例ですと
「もっとお金があったら、幸せになる」
とかでしょうか？
それを実現するべく、頑張っているのです。
個々の幸せのために活動する
日々を送っている私たちですが
残念ながら、全ての人が
幸せになれるわけではありません。
むしろ、満足できるほどの幸せを
手に入れられる人はごくわずかです。
ほとんどの人は、望みを叶えられずに
落胆するときを迎えます。
しばしの落胆の後
「やっぱり幸せになりたい」と
また踏ん張ります。
でも、手に入らず、また落胆する・・・
人生その延々リピートに
なってしまっている人が多いんです。
当然、落胆を繰り返している人は
”幸せ”から程遠いところにいると思います。
望んでいる未来を叶えられずに
不足感や無力感、絶望を味わうこともあるわけですから
幸せなんてとてもじゃないけどいえませんよね。
でも、良く考えてみてください。
望みが叶えられることと
幸せは本当にイコールなのでしょうか？
『望みが叶っていないから、不幸せである』
というのは、真実といえますか？
唯一の真実は、人間誰しも”思い込み”の
自分都合の”解釈”の世界に生きているということです。
「○○が実現できたら、幸せだ」
という思い込みがあったとしたら
その○○を実現できていない”今”を
「まだ幸せではない」と思ってしまいますよね。
また、あなた自身が「幸せじゃない」
と感じているのに対し
他人は今のあなたを見て
「幸せそうで羨ましいな」と
思っているかもしれません。
人それぞれの”思い込み”による
自分都合の”解釈”の違いです。
あなたの幸せも
あなたの思い込みによる勝手な解釈なんです。
「現状を幸せじゃない」と解釈したら、不幸せ。
「今がずっと続いて欲しい」と解釈したら、幸せ。
そういうことなんです。
逆を返せば、幸せというのは
自分の解釈の違いなので
”選択できるもの”でもあるということです。
ありとあらゆる解釈の中から
あなたの現実をどう解釈するかは
あなた自身に懸かっているわけです。
例えば、周りにこういう人がいないから
こういう物がないから
お金がないからと幸せの定義を解釈するのは
あなた自身が、「人や物、お金」に依存して
囚われているといえます。
依存は執着と紙一重ですので
より欠乏していく悪循環に陥りやすいものです。
私は、お金持ちの成功者と
お会いすることが多々あるのですが
そういう”幸せそうに思える人たち”は
大抵あることに気付いています。
そのあることというのは
「人、物、お金」というのは
幸せでいる人の元に集まるということです。
「人、物、お金」が集まるから幸せなのではなく
幸せでいるから
それらを手にすることができているのです。
成功者たちは、それを体感することで
自覚していってるのです。
体感を重ね、強く自覚すると
叶える方法も理解できてくるので
どんどん”引き寄せ”ができるようになってきます。
これは成功者の幸せの法則ですね。
多くの人は、このことと真逆のことを
実践してしまっている状態です。
「自分に足りないのは、人や物やお金」
「これがもっと集まったら、幸せになれる！」
そう信じて、必死に求めているのです。
実際には、そうすることで
”欠乏”を招いてしまっています。
あなたの周りにも
そういう人いたりしませんか？
繰り返しになりますが
幸せを造るのは人・物・金ではありません。
既に幸せを築けている人に
人や物や金は引き寄せられ
さらに幸せを生み出しているのです。
これは、量子力学と脳科学の面から考えても
とても合理的なものだといえます。
「○○がないと不幸せだ」なんて条件をつけると
今ある幸せは封印されてしまいます。
そして、封印することで
さらに幸せをつかみにくい状況を
実現させてしまっているのです。
あなたの幸せを叶えるために
今のあなたができるのは
”既にある幸せを十分に開放して
感じること”です。
結局幸せというのは目に見えるものではなく
感じるものですので
今この瞬間にも”既にある幸せ”を
十分に感じ取ってください。
幸せを感じることの連続が
さらに幸せを引き寄せることに繋がります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
皆様に幸運が訪れる事を願っています。