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スピリチュアル的な徳を積む意味

徳を積む”とは、良い行いをすることです。

そして、善行を重ねることによって

自分にも良いことが巡ってきます。

 

でも、実際に”徳”と自分に巡ってくる

良いこととの因果関係は

目に見えるものではありません。

また、良い行いをしたとて

すぐに効果を実感できるわけでもありません。

 




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最初に

良い行いをするのは悪いことではありませんが

果たして本当に意味のあるの?

不安に思う人も多いのではないでしょうか。

 

しかし、徳を積むという考え方の根本は

見返りを求めないことです。

効果に期待している内の”徳”は

本当の意味で徳を積んでいるとはいえないのです。

 

見返りを求めず、人知れず行うものが

本来の”徳を積む”という考え方です。

あなたは、良い行いを意識して

何も効果がなかったとしても

継続することができますか?

 

「はい」と自信を持って言える方は

既に十分に”徳を積めている”のだと思います。

「いいえ」と答えた方

「どっちだろう」と迷ってしまう方は

きっと自分に正直に生きている証拠だと言えます。

 

徳を積む前にまずは自分自身の

正直な思いを知ることが大切です。

 

既に徳を積んでいる方はもっと

良い循環となるように

迷いのある方は徳を積むことの

正しい意味をスピリチュアルとして

考えていきましょう。

 

カルマの解消と中和

世の中には○○の法則といった

法則がいくつも存在します。

その法則の1つに

原因と結果の法則というものがあります。

 

この法則は簡単にいってしまうと

”因果応報”という意味です。

自分のしたことは

自分にそのまま返ってくるというのが

原因と結果の法則です。

 

自分がした過ちや悪いこと(原因)が

そのまま巡り巡って

自分に返ってくる(結果)のです。

 

犯罪行為のような過ちはもちろんのこと

人の悪口や陰口をいう

人に意地悪をするといった

小さな悪いことも含まれます。

負の感情を抱くことは誰しもあることですが

そういったことは自分に返ってくるわけです。

 

小さなものであっても

悪いことが積み重なれば

当然大きな悪いことを引き寄せます。

事故に巻き込まれたり、病気になったり

人間関係が悪化してストレスを感じたり

いろいろなトラブルに見舞われます。

 

カルマというのは、業念とも呼ばれ

負の原因となるものです。

悪い行いをすることで

このカルマが溜まっていってしまうのです。

スピリチュアルの観点では

大病を患う時というのは

今までのカルマの蓄積を

精算するためだともいわれています。

そしてこれは、現世のみのことを指すのではなく

前世のカルマも引き継いでしまっています。

 

そうならないためにも

業念(カルマ)は逐一解消していきたいものです。

ですが、カルマについては

自分自身の身に受けて

解消するのが基本となります。

逃れられない運命のようなものです。

 

でも、その業念を解消したり

中和する方法が、1つだけあります。

その方法というのは

徳を積み重ねることです。

 

良い行いをすることで得られる”徳”と

悪い行いをすることで溜まる”業念”は

いわば相反するものです。

つまり、徳のエネルギーには

カルマを解消もしくは

中和するはたらきがあるのです。

 

もちろん過去を帳消しにする

ものではありませんので

カルマをゼロにすることはできません。

でも、徳を積むつまり善行を重ねることによって

カルマは中和され

自分の身に降りかかる結果を

軽減することができるのです。

 

 

徳を切らさないようにする

あなたの持っている徳の量というのは

生まれた瞬間に既に決められています。

あなた自身の行動によるものではなく

あなたの前世に遡って徳の量が

定められているのです。

 

魂というのは、生き死にを経ても尚

成長し続けるものです。

前世の行いを現世に活かせる

部分の1つが徳であり

今もその量が変化し続けています。

 

生まれた瞬間に徳の量は決まっていますが

その後の人生によって徳の量は増減します。

良い行いを継続して行えば

徳の量を増やすことができますし

逆に悪い行いばかりをしていると

中和のために徳を使用するばかりで

どんどん減っていってしまいます。

 

中和に利用しすぎている状態

つまり悪いことばかりしていると

徳切れ”を起こすこともあります。

(車で例えるならガス欠状態です)

 

徳が切れた人間は

何をやっても上手く行かなくなります。

恋愛、仕事、人間関係、金銭面

全てに影響を与えるので

徳切れを起こさないように

生きることが大切です。

 

しかし、人間というのは生きていて

悪い感情を一切持たないというのは

難しいことです。

時には、”悪いこと”に含まれる

感情や行動を伴うことだってあるでしょう。

私たちは常に成長段階にいるので

”悪いこと”をゼロにするよりは

徳を積んで中和させることを

意識していくべきといえます。

 

悪い行いや悪い感情による

カルマを中和していけば

徳切れを起こすことはありません。

”善行”と”悪行”のバランスを図り

善行が優位になるように

行動していくことで

自身の魂も成長していくことができます。

 

 

徳を積むことで得られる効果

なるべく良い行いをしようと思っていても

徳は目に見えないものですから

本当に積めているのか把握しにくいです。

ゲームのようにゲージが溜まり

一定になるとレベルアップするような

仕組みではないので

あくまでも自分自身がどう思うかです。

でも、効果があるのは事実です。

徳を積んで得られる主な効果について

紹介していきますので

是非参考にしてみてください。

 

人気者になる

良い行いというのは

周囲の人に行うことが多いです。

徳を積むことで

自分自身よりも周囲の人を

優先的に思う気持ちが働くので

異性のみならず

同性からの評価もあがります。

 

また、人にはオーラというものがあります。

徳を積めば、そのオーラのレベルが

アップするので、目に見えない

魅力で人を引き寄せます。

良く知らない相手でも

惹きつけられるような魅力を

存分に引き出せます。

人に好かれると実感できるようになったら

徳を積んでいる証拠だと考えてください。

 

 

引き寄せが加速する

引き寄せの法則が発動しやすく

自分の望んでいる物や未来を

手に入れやすくなります。

徳を積み重ねている人の場合

引き寄せるために必要な「充足」を

感じることができているので

自然と発動しやすいのです。

 

「引き寄せたい」と思わなくとも

「あったらいいな」レベルの思いで

引き寄せることができます。

 

 

霊格があがる

霊格というのは

魂の格式のことです。

人間の格式のことは

”人格”と呼ばれるので

このことを考えると

少し伝わりやすいでしょうか?

 

霊格の高い人間は

魂の格が高い人という意味です。

徳を重ねる行為は

魂の成長を促すので

どんどん霊格もあがっています。

 

初対面の人でも

「何かこの人には敵わないな」と

感じてしまうことがありますが

これは、あなたとその人との

霊格の差が歴然だからです。

 

 

来世へも影響する

私たちの肉体は「死」を

もって失われます。

しかし完全に消えて

なくなるものではありません。

 

私たちの魂は、一度元の場所へ還り

また新しい生となるまでじっと待っています。

魂が生まれ変わる際には

前世の記憶や経験がなくなりますが

徳に関しては、来世へ引き継ぐことができます。

 

 

正しい徳の積み方と方法

 

徳というのは、見返りを求めるものや

承認欲求を満たすものではありません。

そういった感情のある内は

積める徳の量も少なくなってしまうので

ご注意ください。

 

しかし、誰しもそういった感情はあるもの

徳を積み重ねるとは決して

簡単なことではないのです。

折角、徳を積むのであれば

徳の量をきちんと積み重ねて

いけるような心構えを持ちましょう。

正しい徳の積み方

方法について解説していきます。

 

自分を犠牲にはしないこと

良い行いというのは

自分以外の誰かに当てるもので

あることが多いです。

しかし、その際に自分を犠牲にする

必要はありません。

 

誰かのためにと思う気持ちは

とても良いことですが

自分の身体や自分の時間を犠牲にしたり

大切なものと引き換えにするのは辞めましょう。

無理をしてまで徳を積む必要は全くなく

あくまでも自分が第一です。

無理をしていれば

徳を積んでいる内に自分自身を

壊してしまうかもしれません。

 

人間というのは、自分の持っている範疇で

人にできることが決まります。

あなたが笑顔でいることで

周囲の人も笑顔になれる

そういう連鎖を忘れないでください。

徳を積む上で、とても大切なことです。

 

 

陰徳を積むことを心がける

”徳を積む”とは良くいいますが

徳の中には、陽徳(ようとく)と

陰徳(いんとく)というものがあります。

陽徳というのは、陽の目に当たっている善行のことで

人の目に見える徳のことです。

逆に陰徳というのは

陽の目を見ない善行のことで

人知れずに行う徳のことです。

 

簡単にいってしまうと

承認されたいと思っている内は”陽徳”となり

人から評価されなくとも

自分のできることをするというのが

”陰徳”となります。

 

陽徳と陰徳を比べると

陰徳の方が良いことであると考えられています。

陽徳は現世のみですが

陰徳はその後もずっと

受け継がれていくものだと

考えられています。

とはいえ、最初から陰徳を積むのを

意識するのは難しいかもしれません。

最初は陽徳、陰徳にかかわらず

”良いこと”を自分なりに継続して

行っていくのが良いでしょう。

徳を積み重ねる内にどんどん感覚が

養われていくので

その後で陰徳を意識した

徳の積み方を行っていくのがベストな方法です。

 

誰でもできる徳の積み方

 

お金がなくともできる

いわば、誰でもできる徳の積み方については

こちらの記事をご覧ください。

徳を積む方法

 

来世への影響

徳の効果というのは、現世のみならず

来世にも大きな恩恵をもたらします。

生まれながらにして才能のある人や

運のいい人などは、前世において

たくさんの徳を積み重ねてきたとも

言い換えられます。

 

人の魂というのは、肉体が亡くなったとしても

元の場所へ還り、また生まれ変わって

成長をするものです。

徳を積み重ねることで、魂の成長は促され

より幸せな未来を来世にわたって

永く感じることができるようになります。

 

特に先述の通り、陰徳は子孫の代まで

恩恵をもたらします。

末永く続く、”徳”で繋がる魂の縁を

大切にしていきましょう。

 

徳の高い人はオーラの波動が高い

徳を積み重ねている人のオーラは

波動が高くオーラが

光り輝いているといわれています。

まばゆい光を発し

遠くに居てもその人の存在に気付くほど

徳が高い人というのは目に見えない

オーラで存在感を発揮しています。

 

そのオーラは気持ちを穏やかにする効果があり

周囲の人に癒やし効果を与えたりもします。

 

私たち、1人1人が波動の高いオーラを

纏うようになったらどうでしょうか?

全ての人間が他人に対しての

癒やし効果を持っているので

みんながみんなハッピーな気持ちになれます。

こういった未来を描ける可能性も秘めているのです。

 

 

徳を積むのは無意味?

目に見える効果やよほどの実感のない限り

徳の効果を実証するのは難しいです。

個人の感覚によるケースが多いので

「無意味だ」と感じている人もいるかもしれません。

 

しかし、徳を積むということは

誰かを思いやるということでもあります。

他の誰かのために、誰かの幸せのために

と思う気持ちが芽生えること自体

自分自身にとって大きくプラスであると考えられます。

 

確かにこれは、徳を積んだことによる効果とは

少し異なるかもしれませんが

ポジティブはポジティブを引き寄せます。

前向きな気持ちになれること

それが、徳を積む一番のメリットと

いえるのかもしれません。

 

今はまだ無意味だと感じている人も

誰かのことを思い、行動に移してみてください。

きっと、気持ちの面でも良い効果を

受け取ることができるでしょう。

 

 

徳を積むことまとめ

古くから、徳を積むことで自分自身にも

良いことが巡ってくるといわれています。

しかし、いざ行動するとなると

徳を積むとは何だろう?

と難しく感じてしまう人も

多いのではないでしょうか?

 

徳というのは、簡単にいってしまえば

人を思い、良いことをすることです。

まずは、あなたが無理なく出来うる

小さなことからはじめてみてください。

 

困っている人を見たら、手を差し伸べる、

本当に些細なことでも良いことを

継続して行うことで意味を成すのです。

 

最初の内は、小さな徳しか

積み重ねられないかもしれませんが

”塵も積もれば山となる”

やがて、大きな徳を積み

良い未来に繋げていくことができるでしょう。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

皆様に幸運が訪れる事を願っています。