多くの人が占いで自分の過去世を見てもらった経験があるかと思います。
経験がない人でも自分の前世がなんだったのか気になったことはあるのではないでしょうか?
しかし自分の過去世を占ってもらった人でも、血液型占い同様話のネタにはしても本当に信じている人はあまりいないものです。
しかし占いとは違って、例えば行ったこともない場所に行って懐かしさを覚えたり、初めてあった人なのに初めて会った気がしないという「デジャヴ」のような現象はすんなりと受け入れる人が多いのです。
それは目に見えない幽霊や実感のない過去世とは違って、デジャヴは実際に体験していることなので不思議と「過去に経験したことがある」という感覚を疑わずにいれるのです。
しかし実際、過去に一度も経験があるはずもないことが多いデジャヴですが、これは実は過去世での経験が何らかの拍子で呼び起こされた実際の記憶なのです。
この現世というのは、自分のクリアすべき課題をクリア出来るようにするための場であって、課題の内容によってこの現世でどう生まれ、どう生きるのかというのを自分で決めてきます。
もし生きている間に課題をクリアできなかった場合、まったく同じ内容の人生を来世に持ち越すことになり、その課題がクリアしない限り永遠に同じ人生を歩んでいくことになるのです。
そのため自殺をして楽になろうとする人は来世でも同じような環境に生まれ、同じような経験をクリアするまで繰り返すことになります。
その逆に、早くにすべての課題をクリアした人は早くにこの現世を去ることが出来ます。
いわば学校の単位を飛び級してすべて取った後に卒業するような感覚です。
そしてその人が積んだ徳の分、後世が幸せに暮らすことが出来るのです。
なので、今この現世で生きている私たちは、自分の過去世が何であったかということを知っておくことで、自分がクリアすべき課題を見極め今何が出来るのかということが分かるようになります。
前世で自分が何をしていたのかを知る利点
自分が過去世で何をしていたのか、いろいろ知るべきことはありますが
その中でも職業について知っておくことは非常に重要です。
なぜなら自分がどういう職業に向いていて、どう頑張っていけばいいか、どこを改善すればいいかなどを知ることができるからです。
自分の憧れの職業につきたいと願っていても、自分がその仕事に向いていなければなかなか成功することができません。
例えば苦手な営業職で頑張って働いてもなかなか目が出ずに結局辞めてしまったり、逆に絵の才能がある人が絵描きになったら成功したなど、自分の得手不得手や過去世での経験が非常に重要になってくるのです。
生まれてすぐに何かの才能に目覚めたりする人もいますが、過去世でも似たようなことをしていたということはよくあります。
もし今仕事がうまくいかなかったり自分に向いていないと思ったら、自分の過去世を知った後で思い切ってその道に進んでみるのも成功への近道かもしれません。しかし苦手な事でも諦めずに努力をしていけば必ず花は咲きます。
どちらも等しく大事な学びであり、どちらがいいと決めつけることも出来ません。自分の心の思うがままに生きていくことが大事なのです。
過去世から学ぶ自分の恋愛運
自分が今世でどんな恋愛をしていけばいいかも過去世から知ることが出来るのです。
恋愛は特に縁に左右されるところが大きく、今世で巡り合い結ばれた人とは過去世でも繋がっていることがあります。
この世でただ一人の運命の人を見つけるのもいいですが、まずは自分の過去世での恋愛を知り、自分に本当に合った人を再確認することでより円満な関係を得られるかもしれません。