世の中というものが自分の思ったようには
いかないというのは誰でも気づいていると
思います。
中でも家庭や職場など、自分がその場に
いるとどうしたって客観的に考えられずに
自己中心的な事ばかり考えてしまったり
することがあります。
しかしその反面、自分の好きなように
生きて自分らしくいながら
人生うまくいっている人がいるのも
また事実。
では自分の思い通りにいかない人と
いっている人とで何が違うのでしょうか?
それは自分の中に確固たる
指針というものがあるかどうかに
よるとろこが大きいかと思います。
自分の軸とでもいえばいいでしょうか。
困難な場面に出会ったり悩んだりした時、
自分の中にしっかりと軸があれば冷静に
判断したり物事を多面的に分析し
自分がその中から何が出来るか、
何を得られるかということを考えることが
できます。そのため精神的にぶれずに
まっすぐに生きていくことが出来ます。
もし自分を出せていない、
自分らしさが出せていないと思ったら、
一度自分の中に軸があるのかどうか、
それを身に着けることが大切に
なってきます。
他人の意見に左右されない
他人の意見に左右されないというと
相当な頑固者だと思うかもしれませんが、
他人の意見に耳を貸さないという
意味ではなく、
自分のためになることはしっかりと
受け入れ、そうでないものは
気に留めないというようにしっかりと
選別する能力が身に付きます。
私たちは日々学校や職場でほかの人と
一緒にいるわけですが、
どうしたって人の意見、評価というものを
気にせずにはいられません。
人により差はあれど、ほとんどの場合は
求められる要求をこなし出来るだけ
常に完璧でいようとするものです。
それがあまりにもストレスに
なってしまうと、
自分らしさが出せなかったり
自分の望んだようにうまく生きられなく
なってしまい、それがまたさらに
大きなストレスの原因となって
しまうのです。
求められる要求をこなしていくことは
確かに大事ですが、
それがあまりに過ぎてしまうと
自分を壊しかねないので出来るだけ
自分を基準に物事を考え、
自分のためになるように行動し
自分で自分を評価していくことが
大事なのです。
それにはまず人からの評価というものを
しっかりと受け止めることが大切ですが、
それがすべてにならないよう自分で
評価するということも大切なのです。
どうしても人からの評価が
気になってしまうと思った時は、
自分を大切にするためと思って
少しだけ勇気を出して自分の中に軸を
見出していくことを考えてみてください。
どうすれば自分の軸を見つけられるのか?
今の時代便利になってなんでも
ありすぎるがあまり、
将来について考えることが
苦手になっている人が少なからず
いるように思えます。
将来何をしたいか考えてみても
漠然としすぎて何もやりたいことが
ないと思っている人も多いことでしょう。
しかしそうなってしまうと周りの
言っていることに流されてしまったり
人に決めてもらわなければ自分で
決められない人間になってしまうことが
あります。
たとえ目標や夢がなかったとしても、
ひとまず自分について、出来るだけ
細かくメモにかいてみるのもいいかも
しれません。
自分とはどういう人間なのか、
何が得意なのか、
自分の好きな事ややりたいことなど、
出来ればポジティブなことを
書いた方がいいでしょう。
普段自分について考えるときは感情が
邪魔をしてしまい冷静に客観的に
考えるのが難しいですが、
そうやって紙に書いてしまえば
他人として自分を冷静に分析することが
できるようになり、
自分が将来何をすべきなのか、
何をしたいのかということが
見えてくるはずです。
自分の人生は自分で決める
ある程度客観的に自分を見つめなおし、
自分の中の軸というものが見えてきたら、
今度は自分で決断していくということが
必要になってきます。
どうしたって日本人は協調性が強く
周りに合わせるということを
知らず知らずのうちにしてしまい、
自分の意見というものをしっかりと
いえない人間が多いですが、
そうしてしまうとなかなか自分を
出しずらくなってしまい、
満足のいく人生を送れなく
なってしまいます。
人に言われてやることは嫌なことが
多いですが、自分の好きな事ややりたい
ことを見つけることが出来れば、
たとえそれが困難な道であったとしても
苦なく努力することができるのです。
自分の人生のためにも、自分という軸を
しっかりと持ち自分で道を
決めていくということが大切です。