皆さんはポールシフトという言葉を
聞いたことがありますか?
ポールシフトを説明する前に
簡単に地球の磁場に
ついて説明していきます。
コンパスを見てみると
どこに行ったとしても針は
同じ方向を指しています。
大抵赤い印がついている方が
N極(北)なのですが
N極は常に北を
S極(南)は常に南を
指しています。
これは地球が大きな
磁場を持っているからなのです。
しかしポールシフトというのが
起こることによって
その両極が反転すると
いわれているのです。
仮に地球の磁場が反転してしまうと
太陽光の放射線の影響で
地球上の生命に多大な影響を与え
生存率が30%まで
激減するといわれています。
これまでのデータから
約20万年から30万年に
一度の頻度で
ポールシフトが起こっている
ことが分かっています。
イギリスのExpress紙によると
ここ数十年のデータをみてみても
地球の磁場が徐々に弱まってきていて
ポートシフトの前触れといわれています。
科学者の見解と恐るべき結果
この謎を解明すべくロチェスター大学の
学者たちが研究したところ
南大西洋異常体と呼ばれるエリアに
謎のヒントが隠されていることが
分かりました。
ここの地域が地球で
一番磁場が急激に
低下していたのです。
なぜこの地域の磁場が
低下していたのか
理由はいまだに
判明していませんが
磁気が反転した際に
起こる最も大きな変化というのが
全電界強度の低下というのです。
またドイツの観測所の
科学者によると
地球の磁場というのは
急激に変化するのではなく
数十年かけて徐々に
変化していくと発言しています。
なので一気に磁場が
反転していくわけではないので
磁場の変動が激しくなり
磁場そのものは弱まっている
傾向にあります。
反転が終了するまでは
磁場が複雑に入り混じり
しばらくすると反対側に
磁気が引っ張られ完全に
逆転するとポールシフトが
終わります。
火星は地球の未来の姿?
NASAの研究によると
地球の磁場が減少してしまうと
最長200年間地球は
太陽光による影響で
皮膚がんなどの確率が
何倍も高くなり
また電子機器に大きな影響が
出るといわれてます。
例えば地球の周りを飛ぶ
人工衛星や宇宙ステーション
無線のトラブルなどが起きたり
携帯、パソコンなどがダウンして
しまう可能性があるのです。
火星にはもともと
水が液体として存在したという
話は多くの人が聞いたことが
あるかと思いますが
ではなぜ現在では
なくなってしまったのでしょうか?
かつては火星にも大気があり
生物が十分生きていけたで
あろう環境が存在していたのですが
太陽の熱や太陽風を
何十億年間も浴びてきた結果
火星の磁場は消え
大気と水を保つことが
出来なくなってしまったのです。
もし地球にもこれと
同じことが起こったとしたら
地球は200年間は
磁場がない状態になり
火星同様大気と水を
失ってしまうといわれています。
本当に地球は滅んでしまうのか?
このままでは地球が滅んでしまう
と思っている方もいるのでは
ないでしょうか?
しかし言い方が
適切ではないかもしれませんが
不幸中の幸い完全に消滅するほどの
影響は受けずに生命の30%も
しくはそれ以上は
生き延びるといわれています。
火星は現在地球よりも
はるかに強く太陽風の影響を
受けていますが
それでもなお大気が1%前後
存在しているという
見解をもつ学者もいるのです。
しかし事実として
太陽からの強い紫外線を
生命が生きていけるだけ
軽減してくれているのは
地球の地磁気なのです。
それがなくなってしまったとしたら
皮膚がんなどになってしまう
確率が何倍も高くなることに
依然変わりはありません。
ポールシフトによって
世界中ですさまじい混乱が起こったり
天変地異、最悪の場合地球滅亡という
結果になってしまうかもしれません。
しかし今現在はまだ明確な結論は
出ておらず
化石や地層を調べてみても
過去にそれほどの大きな災害は
起きていないようなので
人類が滅亡するほどの災害は
起きない可能性が高いというのが
多くの科学者の現段階での
結論といえます。