2011年ごろから世界各地で
確認されている謎の音
「アポカリプティックサウンド」ですが
唸り声に似た音だったり
金属がこすれるような音だったり
いずれも奇妙な音が発生源付近で
あたり一帯に聞こえるほど大きな音で
鳴り響いているというのです。
YouTubeなどの動画サイトで実例が
次々とアップされ
世界中の100か所以上の
場所で確認されています。
アポカリプティックサウンドとは
その不気味な音からヨハネの黙示録に
出てくる世界の終焉を告げる
ラッパの音に由来して「黙示録的な」
という意味の
「アポカリプス(Apocalypse)」
からつけられたといわれています。
7人の天使が一人ずつ
ラッパを吹いていくのですが
一人吹いていくごとに
天変地異が起こるといわれています。
1人目が吹くと
雹や火によって
地球の三分の一が滅び
2人目が吹くと
海の三分の一が消え
3人目が吹くと
彗星(ニガヨモギの星)によって
地球の川の三分の一が毒に侵され
4人目が吹くと
昼の時間が三分の一に減り
5人目が吹くと
奈落の王アバドンを呼び出し
6人目が吹くと
4人の使者が二億の兵を
呼び出し人類の三分の一を
滅ぼすといわれ
最後の七人目が吹くと
神に選ばれた人間以外全員を
根絶やすといわれています。
しかし幸いまだこの奇妙な
音によって地球規模の
災害は起きていませんが
確認されたばかりの当時は
深刻な問題として
議論されていたようです。
世界中でこの音を聞いた人がいる
音の発生にはいくつかの
原因となりうるものが
考察されていて
ひとつは地殻変動の際に
地盤同士が摩擦されるときに出る音です。
しかしもしそうだとしたら
大規模な地震が即座に
起こってしまいますが
実際には起こっていないため
説としては薄いようです。
他に考えられる原因は
太陽の放射線による
地球の磁気の乱れ
地下空洞を流れる地下水による音
UFOが地球に飛来してきたときの
音など様々な議論が飛び交っています。
しかしNASAなどによる
組織が科学的な調査を行った結果
未だ明確な原因は
不明のままとなっています。
この中でも一番有力な説というのが
NANAの見解による
「電磁波放電現象」で
大気中の放電現象(雷など)により
電磁波が発生し
それにより大気中に
磁場による音が発生し
アポカリプティックサウンドを
作り出すといわれています。
宇宙のロマンかもしれない
現代の科学を以てしても
未だ原因は追究できないままですが
いずれの説もそれほど有力ではなく
考察止まりで終わっているのが現状です。
様々な説が検証されていますが
一つ一つでは点でしかなくても
つなぎ合わせれば真実に
近づくことが出来るかもしれません。
しかしアポカリプティックサウンドが
発生して何年も経っている
今だからこそ言えますが
この奇妙な音が黙示録に
出てくる終焉の音ではなく
この世界をより良くしていくために
与えられたチャンスかも
しれないということです。
今各国で軍事的な問題や
戦争に発展しかねない国際問題などの
様々な問題を抱えていますが
もしもアポカリプティックサウンドが
終焉の予兆だとするならばこれを機に
問題を見つめなおして
みるべきかもしれません。