人生は常に変化しています。
人や仕事が変わったり、新しいことを学んだり
古いことを忘れたり、さまざまな出来事が起こります。
少年は人気者になることが
重要だと考えるかもしれませんが
60歳の男性は神とのつながりが
最も重要だと考えるかもしれません。
私たちが確実に知っているのは
今の私たちの姿だけです。
すべては夢
今、私たちが体験していることは
現実ではないかもしれません。
このことはハリウッドでも認識されており
『マトリックス』をはじめとする多くの映画では
この事実が追求されています。
私たちが人生として経験していることは
別の存在、別の宇宙から
別の形で見ている
非常に長い夢かもしれません。
しかし、私たちが今、人生というものを
体験しているという意味で
現実のものです。
私たちが絶対に確信していることです。
真の現実とは、私たちの姿である
本当の現実は
真の現実ではないということです。
あるのは、今の私たちだけです。
では、今の自分にしか確信が持てない中で
私たちはどのようにして
スピリチュアルな悟りを開いた存在として
生きていけばいいのでしょうか？
実はとてもシンプルなんです。
人生を夢の延長と考えれば
出来事や経験、記憶は存在し
それに参加することはできても
それにこだわりすぎて
苦しむことはないと言えます。
まるで映画を見ているような感覚です。
映画を見ているということを
忘れて苦しむこともある。
しかし、結局は映画の
目撃者でしかないのが実情です。
このことを知っていれば
リラックスして
もっと時間をかけて自分自身を
確認することができます。
私たちは何が起こっているのかを
目撃しています。
「自分はこうだ」と言って
自分にレッテルを貼った途端に
「気づき」から遠ざかってしまいます。
私たちが「レッテルを貼る」事をやめれば
良いことも悪いことも
欲望も恐怖も
その出来事に付随する
ストーリーを作ることはなく
苦しみはなくなるでしょう。
私たちはレッテルを貼らないので
苦しむことはなく
忘れ去ります。
私たちがすべきこと
私たちがすべきことは
今この瞬間に生きる事です。
それは実際にとても美しく
解放感があります。
唯一の現実は、今ここにあり
それを体験しています。
・友人との時間
・散歩
・夕日の鑑賞
など、あるがままに存在しています。
新しい冒険や経験をすることになりますが
私たちを苦しめるような
精神的なストーリーは一切ありません。
私たちは何にも執着しません。
なぜなら、それは現実ではないと
気づくからです。
本当のことは、今ここにある。
すべての苦しみの原因である心が
物語を私たちの頭に押し込み続けるとき
こう思って下さい。
本当の事は「今ここにある事」だけです。
すべての苦しみの原因の心は
頭の中で作ったものなので
結局現実ではないのです。
私たちが識別していたもの
はすべて消え去り
私たちはただ存在していることに
気づくでしょう。
純粋な意識とスピリチュアルな悟りは
自分が思っているすべてのものから
自由になり純粋な存在の中で
生きることなのです。